ピアノの練習、どうしてますか?
習い事の日に頑張るスイミングとは、特性が違うピアノ。
私の中で一番の課題「ピアノの練習」への声掛け。
「練習忘れてない?」「もうちょっと頑張ったら…?」そんな言葉を繰り返すほど、子どもの顔も私の顔も曇り、イライラが募る。
将来のストレス解消法の一つになったらいいな、ピアノを楽しんでくれたらいいなと思っているのに、この状況が続いたら、ピアノが嫌いになってしまいそう…
そう悩んでいた私が、自分の「執着」に気づき、声掛けを変えたことで、親子で軽やかにピアノと向き合えるようになったお話をご紹介します。
私自身ピアノ経験者ですが、コンクールでの賞を目指したりピアノで何者かになろうと思ってはいませんでした。一つの楽しみ、教養として捉えた場合のお話です。
毎日30分が正義だと思っていた「私の物差し」
私自身も小学校6年間ピアノを習っていました。だからこそ、心の中に「努力の物差し」がありました。
努力=時間 であるということ。
毎日30分は練習していたので、子どもがたった10分で「終わり!」と切り上げてくることが理解できませんでした。
適当に練習をしているように感じ「もうちょっと頑張ったら…?」とぶつける日々。
今となっては「その10分は私の価値観の10分とは違う」と分かるのですが…
知らずの内に私の物差しで子どもの態度を測ってしまっていました。
しぶしぶ練習に戻ったり、「練習が面倒くさい」と泣きながら鍵盤に向ったりする姿を見て「このままではピアノ嫌いにさせてしまう」と危機感を覚え、立ち止まって考えることにしました。
双方快適に感じる練習タイムのために行ったステップ
約束の確認
ピアノの習い始めた頃に共有した「習いたいなら習っていいよ。その代わりこれが守れるなら」と約束したことを、再度確認しました。
- ピアノは毎日練習が必要
- 先生のレッスンの日は「先生に発表する日」
この2点は、再度子どもと確認し合い、その上で、次は私が子どもにどの様に声掛けをしていけば良いかを考えました。
AIに相談して気づいた「特性のズレ」
考えるとはいえ、もう結構行き詰まっていた私は、一つのツールとしてAI(チャットGPT)に相談してみました。
とにかく客観的な視点が欲しかったのです。
- 今の状況
- 子どもの特性
- どんな風に声掛けしているか
- それに対する子どもの反応はどうか
といったことを伝え、どう声をかけるのがいいか聞いてみました。
もちろん、AIの言葉をすべて鵜呑みにするわけではありません。
あくまで参考に、判断材料の一種として上手に活用することを肝に銘じています。
そこで言われたある指摘で、私が子どもを「私の物差し」基準で接していたことに気が付きました。
「お母さんにとって『努力=量、継続=時間』ですが、お子さんにとっては違うかもしれません。
子どもが好きな大谷翔平選手のことを絡め、「毎日コツコツ頑張る力が付くよ」と伝えていたことが、彼にとっては「分かってるけど、今は面倒くさい」になっていた可能性に気づかされたのです。
実践した「声掛け」と「仕組み」の整え方
そこから、「私の物差し」を一旦横に置き、今の彼に届く言葉を模索しました。
① 言い換えの魔法「これはゲームだよ」
| 特性 | 今まで | 新しく |
| 選択権がないとしんどい でも全部お任せは不安 | 今日は何分くらい頑張る? | 練習は毎日する 一緒にゴールの確認をする でもどのくらい練習するかは任せる |
| 未来の抽象的なことが想像しにくい 今、何が得かを重視する 努力そのものを目的にして頑張るタイプではない | 「大谷翔平選手みたいに“毎日コツコツ頑張る力”がつくよ」 | 「ピアノは毎日“続けた人だけが勝てるゲーム”だよ」 |
声替えを変えた瞬間に、明らかに目が輝き「え!?そうなん?」と練習を始めました。
ちょっとこちらが驚いた程、彼には効果がありました。
先生が、曲ごとに「ここをポイントに練習してきてね」と書いてくれているノートがあるので、そのノートを見て“次のレッスンまでのゴールの確認”もしました。
これも、じゃあそのゴールにたどり着くためには?と自分なりに考えて練習に取り組む様に。
週末に一度、私にお披露目してもらい、ゴールのために必要なアドバイスをするシステムに。
その上で、練習時間はお任せする。短くても口を出さない。「采配権」は本人に渡しました。
② 親の役割を「先生」から「観客」へ
さらに、通いなれてきたこともありレッスンへは一人で行かせることにしました。私は送迎だけ。
親の目を離れたことで気恥ずかしさがなくなり、レッスンが終わるたびに「楽しかった」と言えるくらい楽しめるように。
平日の練習では細かい口出しをせず、週末に一度だけ「ゴールにたどり着くために必要なアドバイスだけ」をするようにしました。
まとめ:親が「手放す」と、暮らしはもっと整う
ピアノの練習どうしよう?を通じて
- 私の物差しで子どもを測らない
- その子の性格を知る
- その上でその子に合った声掛けをする
という事が子どもの成長に大切なのかを改めて教えてもらいました。
親である私が「30分は練習が必要」といった物差しを手放したことで、くどくどと言ってしまうことがなくなり、双方気持ちが楽になりました。
そのことが自然と、わが家が理想とする「19時半には親子で笑顔でお布団に入る」という穏やかなゴールにも繋がっている気がします。
今の最適はコレ。
その子の年齢、特性に応じて、今後もアップデートしていくと思います。
ピアノに限らず、おうちでの声掛けに悩んでいればぜひ参考にしてみてくださいね。
暮らしの土台、毎日のスケジュールの整え方はこちらの記事✧


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