一つ前の記事では、私が事務未経験から在宅のお仕事にたどり着くまでの経緯のお話しでした。

続くこちらの記事では採点業務の在宅ワークの特徴、向いている人やお仕事探しのポイント、お仕事のメリット・デメリット を詳しくご紹介しています。
働き方の特徴
私の働き方は 業務委託契約 です。
企業さまから業務を委託され、その業務を遂行します。
■ 時間の調整がしやすい
- 雇用契約のように〇時~〇時に働かなくてよい
- 小児科に連れて行き、その日は寝た後にだけ作業する
- 園や学校の行事がある日はその前後に作業する
など、とにかく時間の自由が利きます。
この柔軟さは、業務委託の在宅ワークならではの大きな特徴です。
その分、任されたものは期日までに必ず間に合わせることは必須です。
でもこれはどんなお仕事でも同じですよね。
採点業務に向いている人
- 黙々コツコツと作業することができる人
- 得意な科目がある人
- 画面の向こうにいる人を想像できる人
一人で黙々と作業が出来る人が向いていることは想像に難くないですね。
得意科目がある人はそれだけで大きなアドバンテージがあると言えます。
採点だけでなく、例えば問題文に誤りがないかをチェックする校閲のお仕事では、特に正しい知識が必要となるからです。

そして、採点=回答した人がいる
ということ。
その人にとってこの採点で得られる1点には、とても重みがあります。
そのことを感じられる人は、採点業務に向いていると日々採点を通し感じています。
事務未経験で在宅ワークを探す際のポイント
SNSでもよく流れてくる”WEBデザイナーになって稼ぐ” ”AIスキルを身につけて稼ぐ”といった類の広告。
これからの時代AIスキルは必要ですし、学ぶ価値はきっとあります。ですが「いま」安くはない金額を払ってまで挑戦する勇気が私にはありませんでした。
そこで書籍を中心に情報を集めて行ったのは、今の自分に出来ることを掘り下げる作業です。
今の自分に出来ることを掘り下げる作業
私はその作業を経て
- 小論文での受験合格経験やレポート添削の経験
- 文章の誤りに気づく力
- 正しくない日本語に違和感を覚える力
があることに気が付きました。
「得意」ではなくても、苦にならずにできる。これが案外、自分のスキルだったりします。

求人探しのポイントと注意点
今の自分に出来ることが見えてくると、
「在宅 未経験」で検索していた時には出会えなかった求人に
「在宅 業務委託 採点」で検索して出会えることができました。
”検索力”なるものがあるのか分かりませんが、求人を探す時には結構重要。
- 業務委託契約
- 在宅
- 扶養内
- 採点や添削
と、いまの自分の希望条件を明確にしたうえでリサーチすることをおすすめします。
- 研修があるか
- フォロー体制があるか
と言った点にも注意して探していました。
採点業務のメリット
- 業務委託なので時間の調整が自由
- 業務を調整してお休みの日も作れる
- 自分も勉強になり、未来の展望が見つかる…かも
- 煩わしい人間関係がない
まず①業務委託なので時間の調整が自由
働き方の特徴でもお話ししましたが、これは最大のメリットです。
小学生、幼稚園児の順に送り出してから作業開始
お昼を食べてお迎えの時間まで再び作業
朝一番に買い物を済ませて作業
参観のため幼稚園に行って帰宅後に作業
予定がある日は夜子ども達が寝た後に作業
といったスケジュールで日々を過ごしています。
つい先日も、子どもがインフルエンザに罹患してしまい小児科に連れて行き、寝ている間に少しだけ作業をした日もありました。

②業務を調整してお休みの日も作れる
納期をきちんと守れば作業時間は自由なので、平日にお出かけの日も作れます。
一人でゆっくりお買い物、お友達のとランチもたまにはいいですよね。
③自分も勉強になり、未来の展望が見つかる…かも
私は自分が好きな教科の採点をしているので、採点作業自体も楽しいですし
問題を自分で解くことで勉強にもなります。
お仕事の回数を重ねる内に「これをもっと勉強してみたいな」と思う分野が出て来ました。
今いくつか書籍を読んでみている所です。
これを学んで、こんなことがいつかお仕事に出来たら…と思えるのはいくつになってもワクワクします。
④煩わしい人間関係がない
どのお仕事でも、割と重きを占める人間関係。
良い環境であればいいのですが、今から新しく人間関係のいざこざは結構しんどいものです。
この煩わしさがないことも、メリットだと感じています。
採点業務のデメリット
- 収入だけで生計を立てるのは難しい
- 最初は時給換算すると低め(最低賃金に届かない場合もあります)
- 案件は年中安定しているわけではない(3月・4月・8月などは少ない傾向)
- 複数社掛け持ちしないと十分な案件量を確保できない場合もある
- 掛け持ちが禁止の企業もある
- 大卒のみの求人もあるので、応募条件を確認
メリットより数が多いのですが(笑)
この点は「今はこれでよし」と割り切れているので、あまりデメリットと感じていません。
まとめ
- 働き方の特徴を知る
- 今の自分に出来ることを掘り下げる
- 今の自分の希望条件を明確にしたうえでリサーチ
- メリット・デメリット共に理解しておく
この4点を知っておくと、自分に合ったお仕事を探しやすくなります。
事務経験がなく不採用が続き、在宅でのお仕事は諦めていた私でも、この4点を試行錯誤しながら経験したことでいま、理想の働き方が出来ています。

専業主婦から社会に復帰する場合の働き方は、家族の状況によって変わっていくもの。
その時々の自分に合う働き方を選んでいけることは、心の安心につながりました。
あなたの毎日にも、少しのゆとりを届けるヒントになれば嬉しいです。
ご不明な点、こんなことがもっと聞きたいといたったことがありましたら、お気軽にコメント下さいね🌱
事務未経験から今のお仕事にたどり着いた経歴はこちら☟


コメント